あと5時間ほどでこのブルー紺のチームブレーカーも着ることができなくなります。いつまでもこの落ち着ける千葉北で一緒にラグビーをやっていたかったですが、次の任地に向かわなくてはなりません。 母校ラグビー部が丁度50周年を迎えます。寄稿した文を載せます。 帰りたい場所 -Rugby makes boys grow up into men with an everlasting heart of the boy- いつのことだったか、試合後の円陣の中、突然1期上のK先輩が前のめりに倒れた。聞けば高熱を押しての出場。キャプテン以外その事を知らなかったという。厳しい先輩であったが、我々下級生に対して以上に自分に厳しい人であったことを知り、涙が止まらなかったことを覚えている。 入部したての頃はわずか53kgの体重で、80kg近い先輩やOBとスクラムを組む日々。旧校舎1 年A組の教室から見える、早出のOBが嬉々としてボールを蹴る姿が憂鬱で、1年生全員で校舎陰の非常階段下に集まり、緊急会議。「お前この前Y先輩が来た時さぼったから、今日は俺が帰る番」とか言っていた自分が、前述の出来事をきっかけに変わった。 「ラグビーは少年をいち早く男にし、男に永遠に少年の魂を抱かせる」(照笑)。 大学卒業後は千葉県の公立高校でラグビー部顧問として30年以上現場に携わっている。放課後の3時間近い練習指導。夜8時30分には部室からの生徒追い出し。練習試合に県外遠征、年3回の合宿。受傷生徒の付き添いにアフターケア、OB会や保護者会との連絡・・等々。ハードな日々だが、日本でも外国でもラグビーをやっていると言うだけでたくさんの知己を得たり、トップリーグの教え子の活躍に目を細めたり、最後の試合を翌日に控えた3年生が、涙を流しながら後輩に思いの丈を伝える、その至高の時間を共有したりと、充実感に満たされる事は多い。 自分が息を引き取る前、もし神様に「一つだけ帰りたい場所を言ってみなさい」と聞かれたら、躊躇なく「三鷹高校ラグビー部のグラウンド」と答えるだろう。魂の原点とも言えるフィールドオブドリ-ムスで、いつまでもあの日のように無心で楕円球を追いかけていく・・・ 幸せな高校生活を送らせてくれた先輩、同輩、後輩に心から感謝!鷹高ラグビー部万歳! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ほら最後を千葉北高校グラウンド&千葉北高校ラグビー部万歳!に代えればみんなの気持と一緒だよね。 塚越先生、前任の関先生、OB会の皆さん、保護者の皆さん、本当に長らくお世話になりました。 現役の選手諸君はこのグラウンドがいつか帰って来れる場所になるよう、たくさんの汗や涙を流し、素晴らしい想い出を作ってください。See Ya! 必需 2000個字以內 [bbs:youtube:寫(Youtube的動畫ID)]的話Youtube的動畫能貼。(例子:[bbs:youtube:OQThUAQ0UN0])